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比較→競争→焦り・嫉妬

比較することは全体の中で自分がどういう状況にあるかを理解する上で大事です.ただ,焦り・嫉妬をしない自己が確立していない状況では,多くの弊害も生みます. 劣等感・競争心から焦りを生むことがあり,場合によっては嫉妬を生む事があります.

他人と比較することで現在の周囲の状況は何ら変わりません,ただその状況の捉え方が自分の中で変わります.自己が確立せずに比較ばかりしてしまうと,自分の立場が迷走してしまいます.比較することで何がもたらされるでしょうか,物質的には何もありません,ただ心の状態が変化するだけです.知覚のされかた(捉え方)を変えて,自分の未熟さを自覚・幸せを自覚しながら精進していく糧とできれば行動力の源とできます.

焦りを感じるときは,自分の進んでいる方向性に何か疑問を持っているときか,同時に多くのことを得ようとしているときです.
その方向に進んでいって何を得るのか再度考えてみましょう.さらに,それを得て何が起きるのか考えましょう.その先にある本当の目的を明確化すると,迷いなく進んでいけます.

同時に多くを得ようとしているとき(二兎を追っている)は,優先順位をハッキリさせましょう.
人間の能力は限られていて,できることは限られています.何かを優先すれば,何かは下位に位置されます.二つは同時に追うにしても必ず優先順位をつけることは重要です.

嫉妬は,人間の欲として仕方ないものですが,これほど害のあるものはありません.
嫉妬して相手を潰して,人間関係を失ってまでして手に入れるものは何でしょうか? 一次的な勝つという喜びだけで,後には壊れた人間関係が残るだけです.
嫉妬を捨てて,人の成功・出世を喜んであげる.そうすることでより良い人間関係が得られます.特に昨今の勝ち組・負け組という発想(基本に競争の概念がある)は非常に危険と思います.それぞれ個々の長所を活かして,お互いに感謝しあえる社会が次の世代に残せればと感じます.

小さいころから受験勉強,周囲の目を気にする日本人の気質,社会に出てからの出世競争.皆,生まれて学校に入ってから比較-競争という習慣が刷り込まれています.この比較-競争-焦り・嫉妬の習慣を除去するのは一見難しく見えますが,焦り・嫉妬しない自己が確立すると次の新しい世界が広がります.

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