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経済談義2

お金は,人類の生み出した多くの人に夢を与える便利な道具である.これほど,多くの人に必要であると共通して認識されているものはない.多様化した価値観の中でも,人々を動かす強い動機付けとなる存在である.

人間のお金に対する欲を利用して,ついつい怠けがちの人間に夢を与えながら働き続けることを可能にしている.自然の摂理では,有限の土地・資源の上では永遠に大きくなることは不可能なことは解っているのに,世界の蔵相が相談しながらGDPの成長を数%になるように調節して,常に成長していくという夢を与えてくれる.どんな経済政策も,GDPが大きくなることを目標に設定される(GDPマイナス成長を目的とした経済政策は聞いた事が無い).これは金本位制から離脱した,信用によりいくらでも大きくなれる経済のトリックと感じる.その根本的矛盾を気にせず皆が夢を見続ける間は問題ないが,遠い将来ある日その夢から皆が醒めたとき(世界恐慌)にも生きていけるmentalityを身に付けて欲しい.

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