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夢の医療データベース

今回から僕の実現したいと思っている構想(妄想?)について少しずつ書いていく予定です.

まず現在の医療の問題点は,いろいろ問題があると思いますが国家・地方財政が破綻すれば一緒に破綻するシステムです(病院の赤字を公費で補助しているので).これをある程度代用するものとして,グローバルな製薬業界のお金が入ってくる構造を考えています.医療崩壊の危機感は僕の過去記事も参考頂けると幸いです.

製薬企業さんにとって今の日本の魅力は,薬を消費する市場としての魅力だけであり,薬を開発する魅力はあまりないと考えます(グローバル化で新薬開発は海外に流れる一方と聞きます).そういう意味では,日本の医療市場の縮小が現実となれば多くの外資製薬企業は一緒に撤退していくことになると思われます.

日本が製薬企業に魅力的な新薬・医療機器開発の市場とするにはいろいろ問題がありますが,まずデータベースの整備が必要と思っています.国民個別にトラッキングできるようにデータベースを作り,治験患者の收集,生存率・効果判定などをするためです.日本での收集データは信頼性が置けるものだとできる全国的な基礎情報データベースです.

検査好きの日本人ですが,現在はそのデータは単発的に施行されて蓄積・解析は全くされていないと思います(非常に不効率).人間ドッグなどのデータも含めて蓄積,検査の有効性なども判断できるようにならないと意味がないと感じます.

それに加えて移植意志表示のデータ・リビングウィルのデータも取り込みます.移植医療の促進し,高度先進医療の育成及びその関連薬剤の開発促進することができます.医療資源が不効率に費やされている終末医療の効率化も図れます.

こうして收集されたデータベースは,Webでアクセスできるようにします(Web2.0のようなAPIの公開).そうすることで世界中の研究者が,日本のデータを使って研究をしてくれるようになります.

では,どうやってそのデータベースを構築していくか?また次回に..

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コメント

"医療データベースを調べていてたどりつきました。2007年時点でこのような夢(構想)を描かれていて大変興味を持って読ませていただきました。最近ではデルなどhttp://www1.jp.dell.com/content/topics/global.aspx/sitelets/solutions/industry_application/pub_solutions/dell_healthcare_medical_imaging?c=jp&l=ja&cs=jpgem1やあらゆるメーカーも参入して活発化していますね。すばらしい見識です。またブログ拝見します。

投稿: Chiemi S. | 2011年4月25日 (月) 00時21分

Chiemi S様

「社会保障カード」(http://www.mhlw.go.jp/seisaku/2009/03/02.html)がやっと現実化しそうですね。これを元にまた夢ばかりを描いています。:-)

投稿: 夢見るK | 2011年5月 5日 (木) 07時34分

そうだね。今の国には医療に関するいろいろな問題がある。でもデータベースを構築することは重視しなければならないことだと思う。
みんなで一緒に努力しましょう。

投稿: 医療データベース | 2011年12月 8日 (木) 09時00分

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