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役立つ臨床力:ムンテラ

部下を持たせてもらって役に立っている臨床スキルがある.それは「ムンテラ」...
部下に関連して関連部署から苦情が来たりする.その際に,本人には直接言いにくい内容で,以前の上司は全く本人たちに伝えてないようである.
そこで使えるのはムンテラ力...臨床の場では,癌などの非常に厳しい話を本人が受け入れやすいように話し,そして最後には希望を持ってるようにクロージングする.
本人たちに伝えにくい話しも,同じ要領で本人たちに受け入れやすいように話して,最後には建設的に改善していこうという方向に持っていく.

改めて臨床医の経験はいろんなところで有用だと思う.

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このままではやはり後悔する

今現在まで,人生は本当に充実していて,いつも後悔なく歩ませてもらっている.現在の会社に入ったことも,入ってからやって来たことも後悔ない,そしてやったことも評価されて,恵まれすぎている.
ただ自分が今の仕事に慣れてしまって,立場も上がり人に気を遣うことも少なくなり,自分としては惰性モードになっている.探究心が減り,creativeな発想も乏しくなってきた.
恐らく,このまま1年いると後悔していると思う.
自分で自分の人生は充実させなければと改めて思う.新たな挑戦はストレスだけど,人生を楽しんでいるという充実感がある.

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部長になるときに約束したこと

ほぼ次の私の取るべき行動を自分の中で決めたが,今まで書いていないもう一つの大きな要素がある.会社の同僚にもこの記事を読んでいる人がいるため書かなかったが,すでに私の中で結論を出してしまった今は明らかにしても良いと考え,ここに書きたい.

現在,私の部下として働いてもらっている方々は58歳・48歳・47歳と他に2名である.臨床医の時には,年上の看護婦さんに気にせず指示していた.ただ,年功序列の日本の会社では,年下の上司というのはかなり抵抗がある.私を部長にpromotionしてくれた元上司は,私の性格や部下につく方との相性も考慮して問題ないだろうとこの人事を決定してくれた.
内示を受けてから約2週間,私なりにどうすることが担当する部署の最大限の力が引き出せるかを考えた.20年以上真面目に会社員をされている部下の立場になると,ただ自分勝手に人生を歩んで会社員になって1年足らずの私の下でやる気を保てるのかというのが問題になると考えた.なぜならば,本来なら年上の上司が退職して,そこを埋める形で昇進できる機会が,34歳という一回り以上若い上司の私ではその可能性が「0」になるからである.要は私が彼らの上にいる限り,彼らの昇進の機会を無くしてしまっているのである.しかも,傍から見れば,私は特に実務ができないのに,医師免許があって,少々英語を話すだけで部長になっているとしか見られない.自分より能力が低いと思うような上司の指示に従わなければならない.
又,私自身,結果を出して常に次の新しい挑戦をしたいということがあった.

そうして考え出した策が,2年で部長を辞めると彼らに公約することであった.彼らにとっては2年後に昇進する機会があり,そのためには私の元で結果を出さなくてはならない.私が辞めても,結果が出せてなければ他から新しくpositionを埋められるだけだからである.私にとっては,2年で結果を出して,次の挑戦が出来るし,私自身,2年という期間なら研修
医のように全力で働くことができるからである(そんな働き方は5年もできない).また,彼らに公言をすることで,ダラダラと惰性で今のpositionに居座ろうとする自分の怠慢を予防するという意味もあった.

そうして私は,結果が出せるように努力し,働いてもらっている部下には働きやすく,また,私が辞めた時には私の替わりに部長をやってもらえるようにガイジン達にアピールしてきた.

ふと気がつくと,ただ毎日の仕事を回すだけで,自分自身の成長が自覚できないという私にとっては非常に危機的な状況になっていた.新しいガイジン上司のimplementaionを考慮しない理想論に振り回され,私が部長になったことでcommunicationが円滑になりUS本社からやたらと関与してくるようになった.ガイジンにとっては,私がいることで指示がtop-downで降りやすくなったが,私・部下の感覚的には生産性のない作業が増えただけである.

現在,多くの同僚が,その新しいガイジン上司にあるprocessのimplementationは問題が多すぎると陳情しているが一切聞き入れてもらえない...結局,覚悟を決めてやり合えるのは転職が容易にできる(?)私しかいないと,人のために役に立って去るという大義名分(偽善)を見出しているのであった...

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今は我慢のしどころなのかなぁ・・・

いつものことだが次の挑戦がしたくて仕方がない...
自分なりに精一杯吸収したいと思い,新しい職場で常に研修医のつもりで働いた.そうして自分の3ヶ月前に比較するとスキルが伸びたと実感して,次の3ヶ月を頑張ろうと思えた.そうやって自分なりの最善をつくして働いていると,幸い周囲も評価してくれて食うに困らない給与を頂き,魅力的なpositionを提供してくれた.ただ,まだ若いうちは挑戦を続けようと思い職場を変わって来た.
どんな職場でも,慣れてくると少しダレテきて,成長の伸びが鈍化する.現在の職場で14ヶ月が過ぎて,自分で成長が実感できなくなってきた...

そして「次の挑戦をするかどうか」のpros & consを考えてみよう.

まずpros
1. 新しいスキルを身に付ける機会がある.

2. 自分がまだ若いうちに,子供もできるだけ小さいうちが,転職・挑戦のチャンスが大きい.
新しい領域への挑戦は,40歳を過ぎると急激に難しくなる.会社側が30歳台は少しは育てようと思って採用するが,40歳台は即戦力を期待するため.

3. もっと給与水準の良いところへ行ける可能性がある.
現時点では,給与水準より得られる経験を重視しているのであまり主たる理由にならない.
ただ現在の会社は,今回「課長→部長」の昇進でさえ結局+3.6%/月程度の昇給だった.採用されるかどうかは別にして,新しい領域の経験+現在より数百万/年以上の案件をagentが持って来る状況を見ると,現在の会社で長く勤める合理性は?.

3. 現在の会社入社の際に2-3年で良いから来てくれと言われた
こう言ってくれた上司はもう替わってしまったし,入社時のlip serviceの可能性が高い?

そしてcons
4. 転職により一時的に経済的不安定になる

5. あまり短期間で職を変わること自体は経歴にマイナスだろう
ただ,このマイナスを,得られるスキルが上回れば,問題なし.

6. 現在は借り上げ社宅で,また引越ししなければならない.(ほとんど妻任せになっているが..)

7. ライン部長(部下を持つ)という経験は貴重.
能力があれば将来いくらでもチャンスは来るだろう.40歳になっても,ライン管理職になる機会はあっても,新しい領域に転職する機会はない.→あまり強いconsにならない?

8. 現在の職場に迷惑をかける
現時点で,自分のできる会社への貢献はできる限りのことをやり,私が抜けて替わりをやってもらえるように部下の育成もやっている.
又,社内で最年少部長という待遇までしてもらっているのが心苦しいところだが,これは肩書きだけで給与はそれに見合って増えてない.単に責任・ストレスが増えたのみでもある.

9. 現在の職場だけのスキルだけでは,自分の馬鹿夢は達成できない.

こう整理して,最後の踏ん切りが出来ない一番の障壁は,私自身の漠然とした不安(合理性を欠いた恐れ)・惰性・怠慢である.
私の信条は,「自分の人生の責任は自分で持ち(自己責任),他人(会社・国)に持ってもらうつもりはない」...合理的に考えていくと,必然的に取るべき行動が見えてくる...

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