無知の力
人生において「無知の力」を感じることがある。無知であるがゆえに、非現実的な夢を持ち、それに向かって突き進む力。無知であるがゆえに、現実の厳しさを知らずに、飛び込んでいくこと。無知であることで、怖れを感じずに進んでいける。
自分の人生で「無知の力」を発揮したのは、英語も話せないのにシンガポール資本(社内公用語が英語)に会社に就職して、5歳・3歳・1歳の子供を連れて北京に行ったことだ。中国語も話せないのに中国に住んでいた際には、家庭不和も頻繁で今思えば大変だった。
でもそのお陰で今の自分と家族がある。あのとき、現実の厳しさを予見していたらな、転職して家族全員で中国に行けなかった。つべこべあまり考えずに直観に任せて行動することも大事だ。
この「無知の力」は、子供の「好奇心」の源泉であり、大人からは意味のないと思えるような子供の大胆な行動の根幹だと思う。
ただ、「無知の力」は使われ方を間違えると大きな問題となる。教育(「知」)は、忌み嫌うべきものだと、文化大革命・ポルポト派の虐殺etcと無知である一般大衆を扇動して狂気の行動をとらせた。現代社会においては、無知であるがゆえに不合理な要求をしてくる人々を作り出す。
自分の「無知」を正す努力をしながら、うまく「無知」の行動力を利用していきたい。
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