古風な上司

先週は日本の上司が訪問してきていた。
いつもながらに、昔ながらのウェットな日本式対応を求められた。

1. 引っ越しに伴う物品管理
つい先日、オフィスの引越があった。出張時に使う上司の部屋に、私物(書類・電源コードetc)があったそうだが、今回の引越した先の上司の部屋にその私物が見当たらない。→気を利かせて管理しておくべきだったと注意あり。→それなら指示を出しておいてくれーー :-)

2. 会議の設定
ホテルに迎えに行き、何気なく「○×の件で15:00ぐらいに会議をする予定だ。」と言われた。その後に、「私に会議出席者を集めさせることをせず、気を利かせて出席者を集めておくもんだ」と注意あり。→自分が出席するのかどうかも聞いてないし、会議を設定する指示ももらってないぞーー :-)  (しかも会議の予定はしょっちゅう変更になる)

日本人部下にはかなりウェットな日本式対応を求められるのだが、欧米人にはいつもニコニコとfriendlyに対応する。完全に欧米人は「外」の人間、日本人は「内」という考えである。
古風な日本的managementスタイルで、ガイジンをうまくまとめられない。

いろいろ話していると非常に優秀な人には違いない、ただ、何でも自分で理解しているつもりになっていて自分の解釈が正しいと思い込んでいる。私がわかる範囲では、臨床試験データの解釈・統計解析法については、話しているとほとんど素人というか、中途半端な知識を持っているために、素人以上に悪影響である。私には非現実的にしか思えないデータ解釈を元に事業計画が組まれて、どうなることやら。。。私なりのコメントをしているのだが、結局は怒り出してしまうので話にならない。。。

ついつい愚痴が出てしまうが、この上司から学ぶことも多いので、ウェットな日本式待遇を学んでいくしかない。。。

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New Job

Dear My Friends,

I am sorry for my late update about my next challenge.
From this May, I am working as a kind of a public servant at Kasumigaseki.
You can check the title and the organization at the Linkedin. Please search my profile by my name.

warm regards,
Dreamer K

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Going back to Japan!!

Recently, my life is hectic. And this is the excuse why I didn't post any article on this blog. :-)
Why am I so busy now? The reason is that my current employer is nearly in bankruptcy!!! Ooh, scary!! :-)
Currently, my salary hasn't been paid since this February. And I can now realize the feeling of unemployed people. :-)
But this situation is what I could anticipated before I took this job. And I shouldn't complain about this and should focus on finding another position in this industry.

Accordingly, I am going back to Japan in this March. I hope I can meet with my friends in Japan. If you are willing to chat with me in person in Japan, please feel free to contact me!

Anyway, the life is thrilling! See you in Japan!!

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KYが悪いことか?

一時、KY(空気が読めない)が流行語だった(?)。大半は周囲の状況に合わせる能力がない人間のように否定的な意味で使われていたと思う。ただ、個人的にはKYな方が、肝っ玉が据わって自分の軸で人生を歩めるので良いと思っていて、KYと呼ばれてもあまり気にしない。
皆、多かれ少なかれついつい体裁を気にする。こんなことをすると、こう思われる、こんなことを知らない・聞くと笑われる。上司・同僚に恥をかかせる。。。自分の限られた時間でできることを考えれば、周囲がどう思うかにあまり気を揉み過ぎず、自分が今何をすべきかに集中するべきである。今、自分のすべきことに集中して取り組んでいれば、周囲がやがて評価してくれるようになる。よくわからない人間関係に惑わされず、すべきことに集中していきたい。

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夕張市の財政破綻処理に比べると...

通勤中にはこちらのラジオを聞いている。そうして州や市のレベルでも財政難で予算削減の話がしょっちゅう出てくる。日本と決定的に違うなぁと思うのが、教育費削減。教員数を減らし・各種プログラムの教育費補助を減らすということである。夕張市の財政破綻処理の具体策は知らないが、破綻前から当然のように教員を減らすアメリカの資本主義の徹底ぶりには脱帽だ。現地校の先生の話では非常勤はどんどん減らされて、次は私の番だと嘆いているらしい。
他にも警官のパトロールの回数を減らすとか、消防士の数(?)を減らすとか、雇用維持のために昇給を1-2年中止。このままでは赤字になるということでなんでもかんでも経費削減されているようだ。日本の公務員の削減はこうもいかないだろう。

ちなみに病院は、日本のように公的病院が多くないためか、公共サービスの話には上がってこない。ただ、どっかの病院が金融危機で潰れたというニュースは流れている。

数字に詳しくないが、日本だと単年度赤字でここまではやらんだろうなぁ。本当にアメリカという国は資本主義の国だとあらためて感じる。

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日本人であることを恥じるとき

このところ出張が立て込んでかなり忙しくしていたため、ブログを一回飛ばしてしまった。
普段は日本人であることにいつも感謝しているが、先日の出張では日本人であることを恥じる出来事があった。
ある米国の移植医と話をしていた際、アジアでは臓器売買による移植が多いということが話題になった。すると同僚が、「その臓器を買いに行っているのが日本人なんだろ?」と、私は言葉に詰まりながら同意せざるを得なかった。
自国で移植ができず海外に移植を受けに行くのが当然になっているという日本の現実は、先進国としては異例で、先進国としての責務を果たしてないばかりか、倫理的にも許される話ではない。
脳死判定に不備がどうこう・脳死判定をもっと厳格にどうこう。。。といつも話題になるが、助かっても植物状態の患者さんの人権が、海外の臓器提供者(日本のような厳格な脳死判定をしてない)人権・臓器を買っている日本人を暗躍させる現実を正当化できるとは思えない。

世界的な外国人の移植を制限する流れ(自国民にのみ移植を行う)から、近年中に海外での移植の道が閉ざされるという現実に直面し、やっと移植法の改正も行われそうである。
どんな規則・法律を作っても、それを悪用する人間は必ずいる。それを絶対に防止するように規制しようとすればするほど日本の移植医療は進まなくなる。日本人はなんでも完璧を求めがちだが、そのriskとbenefitのバランスを常に考慮する必要がある。
移植の話に限らないが、ただやみくもに完璧を追求するより、それを追求するriskは、benefitを上回るのか? そんな損得勘定をできる感覚が大事だと思う。

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日本のサービス品質

ついこの間、Bostonへ出張して、Westinホテルへ泊った。一泊260ドルかかり、それなりのグレードのホテルだと思うが、従業員の接客マナーはいま一つ。
ドイツでMaridian(?)ホテルで泊まった印象、日本のWestinは泊まったことはないが会合で何回か利用した限られた経験の中では、日本 > ドイツ > アメリカでホテルの接客マナーが良い。
日本のサービス業の接客マナーは世界一流だと感じる。それとも、アメリカが悪すぎなのか。。。

話は変わるが、今の会社はいつも厳しい資金繰りだが、ついこの間まで部長クラス以上は国際線はビジネスクラスだったり高級ホテルに泊まれたりと、大企業より気前が良い。 社員ながら先を案じる。。。

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製薬企業での医師の役割

現在の私の古風な上司は非常に優秀な人だ。ただ、誰でもそうだろうが、自分で何でも勉強する反面、自分で判断した内容に絶大な自信を持っている。

私のわかる範囲では、臨床試験結果の解釈と統計解析法については、彼の中途半端な知識が返って素人以上に悪影響を及ぼしているように感じる。私には非現実的にしか思えない臨床試験結果の解釈に対しては、私の意見を伝えるが、怒らせるだけになってしまう。私の解釈判断が正しいかどうかは時間がくればやがて判明するが、私の判断が正しい時にはUS法人は縮小されて、私のアメリカ生活も終わってしまうだろう。。。まぁ、その時はその時でどうにかなるだろうと思ってはいるが。:-)

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アメリカは先進国の例外?

フランス・ドイツ・イギリスへ約10日間の出張からやっと帰ってきた。昼に現地のミーティング・移動、夜は日本とアメリカとの調整電話会議で慢性睡眠不足・時差ボケで体の調子が悪い。
まあそれでも臨床をやっていたときよりはましだ。。。人が死ぬストレスはないからね。。
今回、EUに行ったのは公私ともに初めてだが、職場の同僚に以前言われたことがある言葉を実感した。「広い家に住めるのはアメリカぐらいで、他は日本のように狭い住居に住んでいるんだよ」って。。。これは同僚のユダヤ系?人(ドイツで生まれて、イスラエルに行って、ブラジル・フィリピンに住んで、今はアメリカに帰化という一体なにジンなのか知らない)に言われた言葉である。

1.パリ
とりあえずゴミゴミしていて狭い。いたる所にいわゆる芸術的な建物が存在するが、日本並みに狭い狭い。

2.ミュンヘン
日曜で全てのお店は電気を付けたまま閉まっている。

3.ケンブリッジ
住居・職場は日本と変わらないような狭さに感じた。

限られた経験ながら、先進国で広々したスペースで生活できるのはアメリカぐらいというのに納得。日本からは世界=アメリカみたいなイメージが付いているから、こんな誤解を生むんだろうな。
それにしてもアメリカ東海岸・ヨーロッパにしてもどうしてこんなに寒い所に町が発展するのだろうかと感じる。もう少し過ごしやすい所に文化が発展しても良いと思うのだが。。。っと素朴な疑問。。。

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接待を覚える...難しい..

完全にblogの更新が不定期になりつつある...いったい誰が読んでくれているのか解らないが毎週月曜日に20-30ぐらいのアクセスがあるので頑張って書こう...

今日は現状報告...
現在の私は,8人ぐらいの外国人に混じって,唯一の日本人として働いている.
かといって未だに,日常会話を英語でするのは無茶苦茶苦痛を感じている...特にインド人の英語は輪をかけて聞き取れない...時期に慣れると思っておくしかない...

私の上司は,日本の本社にいてたまに出張でこちらにやってくる.
先日も出張にやってきた.某内資の製薬でかなりの役職を務めていた人で海外赴任の経験もあって,優秀な人だ.ただ60歳をゆうに(?)過ぎて,古風な(?)日本人である.
まず仕事の指示の出し方:
・その場その場の行き当たりばったりで指示が出てくる
・指示が曖昧で行間を読んで動かなければならない.
・基本的にせっかちで,出された指示は瞬時に対応してないとダメ.
・メールより口頭指示を好む (この年齢の日本人はkeyboardが苦手なので仕方ない)
・日本語のメールでも舌足らずだが,英語のメールは内容の理解に苦しむときがある.

こんな状況で,
アメリカの現地スタッフは,この上司をあまり信頼していない.しかも,彼らは自立心が強いので,自分の専門領域のことでは主張を曲げない.そんな上司でも,上司がこうしろと言えば,彼らがそれに従ってくれれば良いのだが,そうならない...

そうして,日本の内・外という文化の中では,上司にとって私は内・彼らは外の人間である.
ある日,ある会社Europeの会社から当社へ視察(2日間)に訪れてきた.重要な案件で,当然,私の上司も日本から出向いて来て,視察1日目の夜は,訪問者と当社のスタッフとdinnerを共にすることになった.私としては,相手は欧米人だし,接待というよりは交流を深めるという認識で自分も適当に好きなように飯を食って満足していたら,上司に「医師だと接待されるばかりだったかもしれないが,接待を学ばなければならない」とお叱りを受けてしまった.そうして視察2日目,Europeの会社の視察者は帰り,私の会社の現地スタッフと共にjob-well done dinnerをすることになった.そこで接待する相手もいないし,安心して食事をして満足していると,上司から「気が利かんな,酒を他の現地スタッフについであげなさい!」っと再度の指導を受けた.おいおい,相手は欧米人で,そんな気をつかっても理解はされないだろうし,しかも同じ会社の社員だろ,どうしてここで接待になんの??っと思いつつ,開いたglassに酒を入れる業務に没頭したのであった.

人生,これ勉強と思いつつ,酒が飲めない,タバコを吸わない,内向的な自分には「接待」を学ぶのは難しいと,諦めてたりもする.:-)
日本とアメリカをつなぐliasonの役割として,精進するしかないな.

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