KYが悪いことか?

一時、KY(空気が読めない)が流行語だった(?)。大半は周囲の状況に合わせる能力がない人間のように否定的な意味で使われていたと思う。ただ、個人的にはKYな方が、肝っ玉が据わって自分の軸で人生を歩めるので良いと思っていて、KYと呼ばれてもあまり気にしない。
皆、多かれ少なかれついつい体裁を気にする。こんなことをすると、こう思われる、こんなことを知らない・聞くと笑われる。上司・同僚に恥をかかせる。。。自分の限られた時間でできることを考えれば、周囲がどう思うかにあまり気を揉み過ぎず、自分が今何をすべきかに集中するべきである。今、自分のすべきことに集中して取り組んでいれば、周囲がやがて評価してくれるようになる。よくわからない人間関係に惑わされず、すべきことに集中していきたい。

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夕張市の財政破綻処理に比べると...

通勤中にはこちらのラジオを聞いている。そうして州や市のレベルでも財政難で予算削減の話がしょっちゅう出てくる。日本と決定的に違うなぁと思うのが、教育費削減。教員数を減らし・各種プログラムの教育費補助を減らすということである。夕張市の財政破綻処理の具体策は知らないが、破綻前から当然のように教員を減らすアメリカの資本主義の徹底ぶりには脱帽だ。現地校の先生の話では非常勤はどんどん減らされて、次は私の番だと嘆いているらしい。
他にも警官のパトロールの回数を減らすとか、消防士の数(?)を減らすとか、雇用維持のために昇給を1-2年中止。このままでは赤字になるということでなんでもかんでも経費削減されているようだ。日本の公務員の削減はこうもいかないだろう。

ちなみに病院は、日本のように公的病院が多くないためか、公共サービスの話には上がってこない。ただ、どっかの病院が金融危機で潰れたというニュースは流れている。

数字に詳しくないが、日本だと単年度赤字でここまではやらんだろうなぁ。本当にアメリカという国は資本主義の国だとあらためて感じる。

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日本人であることを恥じるとき

このところ出張が立て込んでかなり忙しくしていたため、ブログを一回飛ばしてしまった。
普段は日本人であることにいつも感謝しているが、先日の出張では日本人であることを恥じる出来事があった。
ある米国の移植医と話をしていた際、アジアでは臓器売買による移植が多いということが話題になった。すると同僚が、「その臓器を買いに行っているのが日本人なんだろ?」と、私は言葉に詰まりながら同意せざるを得なかった。
自国で移植ができず海外に移植を受けに行くのが当然になっているという日本の現実は、先進国としては異例で、先進国としての責務を果たしてないばかりか、倫理的にも許される話ではない。
脳死判定に不備がどうこう・脳死判定をもっと厳格にどうこう。。。といつも話題になるが、助かっても植物状態の患者さんの人権が、海外の臓器提供者(日本のような厳格な脳死判定をしてない)人権・臓器を買っている日本人を暗躍させる現実を正当化できるとは思えない。

世界的な外国人の移植を制限する流れ(自国民にのみ移植を行う)から、近年中に海外での移植の道が閉ざされるという現実に直面し、やっと移植法の改正も行われそうである。
どんな規則・法律を作っても、それを悪用する人間は必ずいる。それを絶対に防止するように規制しようとすればするほど日本の移植医療は進まなくなる。日本人はなんでも完璧を求めがちだが、そのriskとbenefitのバランスを常に考慮する必要がある。
移植の話に限らないが、ただやみくもに完璧を追求するより、それを追求するriskは、benefitを上回るのか? そんな損得勘定をできる感覚が大事だと思う。

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日本のサービス品質

ついこの間、Bostonへ出張して、Westinホテルへ泊った。一泊260ドルかかり、それなりのグレードのホテルだと思うが、従業員の接客マナーはいま一つ。
ドイツでMaridian(?)ホテルで泊まった印象、日本のWestinは泊まったことはないが会合で何回か利用した限られた経験の中では、日本 > ドイツ > アメリカでホテルの接客マナーが良い。
日本のサービス業の接客マナーは世界一流だと感じる。それとも、アメリカが悪すぎなのか。。。

話は変わるが、今の会社はいつも厳しい資金繰りだが、ついこの間まで部長クラス以上は国際線はビジネスクラスだったり高級ホテルに泊まれたりと、大企業より気前が良い。 社員ながら先を案じる。。。

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製薬企業での医師の役割

現在の私の古風な上司は非常に優秀な人だ。ただ、誰でもそうだろうが、自分で何でも勉強する反面、自分で判断した内容に絶大な自信を持っている。

私のわかる範囲では、臨床試験結果の解釈と統計解析法については、彼の中途半端な知識が返って素人以上に悪影響を及ぼしているように感じる。私には非現実的にしか思えない臨床試験結果の解釈に対しては、私の意見を伝えるが、怒らせるだけになってしまう。私の解釈判断が正しいかどうかは時間がくればやがて判明するが、私の判断が正しい時にはUS法人は縮小されて、私のアメリカ生活も終わってしまうだろう。。。まぁ、その時はその時でどうにかなるだろうと思ってはいるが。:-)

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アメリカは先進国の例外?

フランス・ドイツ・イギリスへ約10日間の出張からやっと帰ってきた。昼に現地のミーティング・移動、夜は日本とアメリカとの調整電話会議で慢性睡眠不足・時差ボケで体の調子が悪い。
まあそれでも臨床をやっていたときよりはましだ。。。人が死ぬストレスはないからね。。
今回、EUに行ったのは公私ともに初めてだが、職場の同僚に以前言われたことがある言葉を実感した。「広い家に住めるのはアメリカぐらいで、他は日本のように狭い住居に住んでいるんだよ」って。。。これは同僚のユダヤ系?人(ドイツで生まれて、イスラエルに行って、ブラジル・フィリピンに住んで、今はアメリカに帰化という一体なにジンなのか知らない)に言われた言葉である。

1.パリ
とりあえずゴミゴミしていて狭い。いたる所にいわゆる芸術的な建物が存在するが、日本並みに狭い狭い。

2.ミュンヘン
日曜で全てのお店は電気を付けたまま閉まっている。

3.ケンブリッジ
住居・職場は日本と変わらないような狭さに感じた。

限られた経験ながら、先進国で広々したスペースで生活できるのはアメリカぐらいというのに納得。日本からは世界=アメリカみたいなイメージが付いているから、こんな誤解を生むんだろうな。
それにしてもアメリカ東海岸・ヨーロッパにしてもどうしてこんなに寒い所に町が発展するのだろうかと感じる。もう少し過ごしやすい所に文化が発展しても良いと思うのだが。。。っと素朴な疑問。。。

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接待を覚える...難しい..

完全にblogの更新が不定期になりつつある...いったい誰が読んでくれているのか解らないが毎週月曜日に20-30ぐらいのアクセスがあるので頑張って書こう...

今日は現状報告...
現在の私は,8人ぐらいの外国人に混じって,唯一の日本人として働いている.
かといって未だに,日常会話を英語でするのは無茶苦茶苦痛を感じている...特にインド人の英語は輪をかけて聞き取れない...時期に慣れると思っておくしかない...

私の上司は,日本の本社にいてたまに出張でこちらにやってくる.
先日も出張にやってきた.某内資の製薬でかなりの役職を務めていた人で海外赴任の経験もあって,優秀な人だ.ただ60歳をゆうに(?)過ぎて,古風な(?)日本人である.
まず仕事の指示の出し方:
・その場その場の行き当たりばったりで指示が出てくる
・指示が曖昧で行間を読んで動かなければならない.
・基本的にせっかちで,出された指示は瞬時に対応してないとダメ.
・メールより口頭指示を好む (この年齢の日本人はkeyboardが苦手なので仕方ない)
・日本語のメールでも舌足らずだが,英語のメールは内容の理解に苦しむときがある.

こんな状況で,
アメリカの現地スタッフは,この上司をあまり信頼していない.しかも,彼らは自立心が強いので,自分の専門領域のことでは主張を曲げない.そんな上司でも,上司がこうしろと言えば,彼らがそれに従ってくれれば良いのだが,そうならない...

そうして,日本の内・外という文化の中では,上司にとって私は内・彼らは外の人間である.
ある日,ある会社Europeの会社から当社へ視察(2日間)に訪れてきた.重要な案件で,当然,私の上司も日本から出向いて来て,視察1日目の夜は,訪問者と当社のスタッフとdinnerを共にすることになった.私としては,相手は欧米人だし,接待というよりは交流を深めるという認識で自分も適当に好きなように飯を食って満足していたら,上司に「医師だと接待されるばかりだったかもしれないが,接待を学ばなければならない」とお叱りを受けてしまった.そうして視察2日目,Europeの会社の視察者は帰り,私の会社の現地スタッフと共にjob-well done dinnerをすることになった.そこで接待する相手もいないし,安心して食事をして満足していると,上司から「気が利かんな,酒を他の現地スタッフについであげなさい!」っと再度の指導を受けた.おいおい,相手は欧米人で,そんな気をつかっても理解はされないだろうし,しかも同じ会社の社員だろ,どうしてここで接待になんの??っと思いつつ,開いたglassに酒を入れる業務に没頭したのであった.

人生,これ勉強と思いつつ,酒が飲めない,タバコを吸わない,内向的な自分には「接待」を学ぶのは難しいと,諦めてたりもする.:-)
日本とアメリカをつなぐliasonの役割として,精進するしかないな.

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なんで抗体医薬は高いのか

現在の会社は抗体医薬の開発をやっている。同じ医薬業界といっても全く違う世界でいろいろ新しい学びがある。今日は、抗体医薬の開発環境について触れたい。

一般的に、新薬の開発はどんどん難しくなり、昔ながらの低分子化合物→抗体医薬がトレンドである。そしてこの抗体医薬はやたら高価で、ただでさえひっ迫した各国の医療費にさらなる負担となり、公的保険でカバーする・しないというのが話題になっている。英国などは、治療効果に対して、薬代が似合ってないということで保険でカバーしないということが実際に起こっている。お金がある人or国でしか受けられない薬となっている薬である。

抗体医薬の雄であるGenentechは、この薬の原価に関する詳細な数字は明らかにしていない。
ただ、実際に抗体医薬の開発に従事して、どうしてこの薬が高くて、しかも日本発の医薬が出てこないのかが段々と解ってきた(つもり。。。)。
ずばり、純粋に 生産コスト+特許料(ライセンス料)が高いから。。。っと思われる。

例えば
1. 何か治療に有用と思われる膜蛋白(例えばCD00としよう)が発見された。(これを治療に利用するための特許A)
2. そしてこのCD00を標的としてネズミの抗体を作成。
3. このネズミの抗体をヒト化する。(外注+ヒト化抗体開発法の特許Bを利用)
4. ヒト化抗体を量産化。この量産化工程に特許Cが抑えられている。

GMP準拠の抗体を生産するコスト(決して安くない)の上に、上記の基幹特許A+ヒト化抗体開発特許B+量産化特許Cの費用が上乗せされる。
特許契約内容によるが、一年毎に基本feeがかかり、開発フェーズが上がる毎のmilestone fee、そして上市した際には売上の5-15%のloyality feeが課せられる。
特許が何件も絡んで来ると、雪達磨式に特許料がかかっていく。。。

生産コスト(GMP準拠)の上に、前臨床試験費用(GLP準拠)・臨床開発費用(GCP準拠)・特許料がかかり、やたらと高い原価となる。その上に開発に失敗した他の薬剤の開発費用も回収するとなると必然的に薬は高くなる。。。。

。。。っで、普通の体力のバイオベンチャーではこの開発コストは耐えられない。しかも日本では厳しい審査で、日本先行開発は効率が悪い。日本で抗体医薬が開発されないと、それができる人材・ノウハウが育たない(悪循環)。
貯金好きの文化から、いわゆる博打打ちのようなバイオ産業にはお金も集まらず。。。どんどん世界から取り残されいく。。。
そもそも、英語圏の人材(むちゃくちゃ多い)に比べると、日本の人材は層が薄い。。。
こんな日本の厳しいバイオ産業の環境を改善するには課題が多すぎる。。。

アメリカのバイオベンチャーの土壌が,肥沃で湿度が高くて草の生えやすい気候に例えると...日本のバイオベンチャーの土壌は,砂地でしかも雨のあまり降らない湿度の低い乾いた気候...こんなところではよっぽど運の良い種しか実らない.

日本の規制行政が革新的に変わらないと無理と改めて痛感する...そして規制行政が変わるためには,そもそも我々国民自身の過度のリスク回避文化が変わっていかなければならない.

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贅沢な悩みとはわかっているが...

早いもので渡米してもう少しで2ヶ月が経つ.多くの友人・前の同僚から,渡米してさぞかし多くの刺激的な・充実した日々を送っていると期待されている.ただ,実際は...かなりスランプ気味である.
高給とは言わないがほどほどの給与(?)をもらいながら,車で20minぐらいのところへ,朝は子供を学校に送って行き9:00am過ぎに出社,夜は7:00pm頃に退社している.アメリカの標準的なタウンハウスに住み,決して東京では味わえないゆったりとした環境で,家族の健康にも恵まれて暮らしている.以前に中国に住んでいたときと違って,言葉が通じて,食・交通も安心できる環境に住んでいる.ただ,中国のときに感じたような刺激がない...常に格差社会,社会問題などを身近に感じるような何かビビッと考えさせられるような刺激がない.
8月に転職した今の会社では,自分にこの仕事というものがない,ただ医者が欲しかったので私を雇ったに過ぎない.ここまでは,日本での前職と同じである,前職では家をほったらかして仕事に打ち込み,妻の顰蹙を買いながらも週末も必死に資料を読み漁り,常に仕事を拾っていくうちに自分の居場所というものができた.今回は,外国ということと,家庭のことも氣を使いながらということで,この何もする仕事がないという状況から抜け出せずにいる.せっかちな性格の自分は,常に仕事をして何か能力が伸びていると実感できないと,焦り出す.常に何か前に進んでいる充実感を求めている.

具体的な原因としては,
(1)会社の資金難でプロジェクトが滞りがちで仕事が極端に少ない.
(2)妻の方は他のアメリカ人のように子供の学校を含めて父親の積極的な家庭への関与を求められる.自分なりには家庭サービスをしているつもりだが決して満足はしてもらえない上,自分は元来シングルタスクの人間で仕事と家庭の両方に全力投球できる器用な性格でない.

こうやって考えて一番の問題は自分自身だとはわかっている.スランプ気味のときには睡眠時間が増えがちで,それを減らして,効率よく家庭と仕事の両立をしていき,すること・しないことの優先順位をつけてやっていくしかない.昔からの課題である,家族への関与を保ちつつ,仕事でのoutputを出していく...理想からは程遠いが,精進するしかない.
自分の限られた能力と資力をどこにどう使うか,常に意識して精進したい.

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Trust easily until proven otherwise

After I changed my job this August, I am facing new challenges. One of them is to get reliance from my colleagues. Currently, there is a lack of communication among us. My American colleagues hold a kind of distrust toward Japanese management team, so they tend to hold possibly valuable information unopened. Open and frank relationship is necessary in my company.

Today’s phrase are from a famous business woman of my previous company; “Trust easily until proven otherwise”. To establish a healthy relationship, firstly I have to trust them. Even if they distrust me, I will continue to trust them. Some people might think how absurd I am because I tend to trust many people very easily. But I believe, as long as I don’t respect and trust them, they don’t respect and trust me. My capacity is limited, and I can do only a small job without other’s help. Once I can have other’s help, I can do a big job. The first step is to trust them, and have them trust me.

Mutual reliance brings us big fortune and happy life!

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2回目の海外赴任

2008年の7月末に渡米してSan Franciscoにやって来た.
前回は,中国(北京)に赴任していた御蔭で,今回はほとんどculture shockがなくsettle inしている.最低限の言葉は通じるし,マナーも良い.日本の食材,日本人のcommunityも大きく,あまり外国に来たという感覚がない...中国の時にはいつも毛穴を引き締めておくような緊張感があったが,今は日本にいるときのように日常生活の中で緊張感に乏しい.
職場も自宅も治安が良く,気候も快適である.
逆に,中国のときに常に感じた日本人として生まれた有難みに乏しい.世界の大きな厳しい格差社会を肌に感じにくい.
このまま何気なく過ごしていては,成長できないという危機感を感じつつ,ついつい惰性に走ろうとする自己との新たな勝負である.
アメリカ人に混じって,ノンビリ生活をしていては成長できない.

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製薬業界のMD

記事を書く余裕がなく,手抜きで転職のagent(今回の転職先が決まる前)に製薬業界のMDについて説明した文章を転載

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Aさんは,製薬業界で働く医師の現状まではお詳しくないかと愚考し,私のおかれている現状を含めて御参考までの情報として下記書かせて頂きます.
日本の製薬業界で働く医師は現在はまだ200人程度です.医療崩壊が進み臨床を離れてこの業界に入ってくる医師はここ4-5年で急激に増えているものの,最近のグローバルでの同時開発(この数年に急激に進んでいます),上市した薬剤の安全性の懸念,medical marketing概念の浸透でそれ以上に需要が大きくなっています.感覚的には5割はphamacovigilance(安全性),4割はR&D,1割がmedical marketingで働いている感じです.
医師になるぐらいの人ですから読み・書きの英語は問題ないものの,さすがに英語でdiscussionをこなせる英語力を持っている人材は限られてます.
又,臨床→製薬業界に入る上でひとつハードルがあり,入っても会社という組織に馴染めずにいる医師も多いです.又,ライン管理職の機会を得ている人は比較的少ないです.
製薬企業で働く医師はこうした背景(極端に供給が乏しい)があり,役員クラスに準じた待遇を与えられていることが多く,小生の現在の会社での処遇も業界の標準的な範疇です.また,一度業界に入ってしまうと転職が容易で数年毎に転職されている人も多いです.
ただ,この業界に入ってわずか1年程で,現在の私のポジション(年収及びライン管理職)を提供されるのは珍しいのには違いないです.現在の会社でも,わずか入社1年に満たない小生を年功序列の柵を乗り越え社内の最年少部長に昇進(私の34歳の記録前までは39歳の部長が記録)してもらっています.又,現在の会社にしても,私の代わりになる,US本社の医師とdiscussionできる人材をそう簡単に補充できるわけでもありません.
そこまでの待遇を提供してもらっていながら,私自身のスキルの追求という目的のために,昇進後わずか5ヶ月で退職するという「良心の呵責」の葛藤が私の内心にあるのも事実です.
こうして日本国内では製薬業界での医師への高い需要(超売り手の市場です)はありながらも,海外でのポジションとなると非常に限られています.今回のY社のようなポジションの御話でも,うまく探すと私のように年収に関係なくに応募する医師もそれなりに存在すると思われます.

Y社の方でも決して余裕があるわけではない財務状態で,R&Dでの実際の能力が未知数である小生に対してできる限りの処遇を頂いているのは理解しております.Y社・現在の会社の両社にできるだけ迷惑を少なく話しを進めたいと思っておりますのでご理解いただければ幸いです.

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相手が本音を語ってくれないとき

会社という組織の中で,この人はここを変えられると損をしなくて済むのにと思うのを見かけた.反面教師の意味での観察記録.
症例Aさん,年齢40代後半,裏表のない素直な人だが周囲からの評価は「親分肌の気難しい職人」.
ちょっとしたところで,論理性が乏しく感情的に反応してしまい,本人の業務評価を下げてしまっている.
このAさんの訴えに,「どうして○×さんは,本音で言ってくれないのだろう...」というのがある.本人は,周囲の同僚に何でも気さくに本音を言ってくれるような人間関係を望んでいる.そして,業務で任されたことは全て自分が関わっていないと気が済まないという職人気質的(micromanagement)なところがある.業務上の問題をAさんに気を遣って,Aさんに相談せず処理したりすると,Aさんは「どうして私を外しているんだ..」と不信感を持ってしまいがちである.
周囲の同僚が本人に余計な気を遣って本音を言わない状況になり,Aさんの不信感が増大(意固地になる)するという悪循環に陥っている.
Aさんは時に怒りを交えた反応をするところがあり,周囲が本音を言えなくなっていることに気がついてないのである.そして,その周囲が本音をいわない状況に不満を持ち,その原因が本音を言わない相手にあると思ってしまうのである.

相手が本音を言ってくれないと嘆くときに,上記のような状況に陥ってないか振り返ってみよう.
# このAさんに認知療法的approachで,反応の仕方は変わってきていた.その後を知らないが,Aさんが周囲に責任を転嫁せずにhappyな人生を歩んでくれていることを願う.

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新しい職場

新しい職場で約1週間が過ぎた。海外出向で8月中旬に渡米という約束で入社したのだが、未だVISAもなく渡米の日が決まってない。。。東京の住居は引き払って、引っ越し業者に全ての荷物を渡して、家族は妻の実家で滞在中。子供の小学校が始まるし、このままどうなるんだ????。。。という精神的なストレスがかかっているが、自分と家族の健康さえあればなんとかなると言い聞かせてひたすら手続きを待っている。

新しい会社は、本当にむちゃくちゃ小さい会社である。40人ほどの会社と聞いていたが、入ってみると27人しかいない上に、board memberの間には確執がある。小さい会社ながらboard member間の確執が影響して、社員間での情報が共有されておらず、大企業並みに縦割り(?)のような弊害があるようだ。開発pipelineの製品profileもかなり挑戦的な状況である。
かなり資金繰りには苦労しているようで、無事海外赴任させてもらえてもいつ帰国になることやら。。。:-)  それにしてもよくもまぁ、即戦力とは言い難い(?)私を雇う余裕があったのか不思議に感じる。
今から思うと私もこの会社へよく入社を決めたもんだと思うが、これはこれでまた良い経験になると思ってやるしかない。
幸い一番の懸念の恐(?)妻は渡米ができるということだけで、とりあえず満足してくれているようで彼女のmental toughnessにはいつも感謝する限りである。やはり3人の子供を育てる母たるもの、あれぐらいtoughでないと務まらない。

前の会社ではMedical Affairsという開発後期(phase3)~市販後(phase4)の関係のことが多く勉強できたが、今回は臨床開発前期(phase1~phase2)のことが勉強できそうである。
始まったばかりの新しい職場で、学べることは最大限学んで、会社には給与をもらった以上の貢献をできるようにやれることをやるしかない。

。。っとダラダラと現状報告でした。

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最終出社日を終えて。。。

7/25についに前職の最終勤務を終えた。8/1~は次の会社へ勤務する時となった。

前職は1年半弱の勤務であったが、多くのことを学ばせて頂いた。上司・同僚に恵まれたおかげだと改めて感じている。生涯の財産となる多くの経験をさせて頂いて、ここで学んだことをまた次のステップに有効に活用していきたい。
EBMのための市販後臨床研究環境の問題、会社という組織での働き方、欧米人の考え方と日本人の考え方の違いetc.と数えきれない学びがあった。
この場を借りて、改めて「本当にありがとうございました」と言いたい。

次の会社でどうなるかは全くの未知数だが、自分の能力を信じて前に進むのみ!!
Stay hungry, stay foolish!!

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優先順位をつけないと

いつもながらあれもこれもしないと...と思いつつもどれも手についてない.→優先順位をつけなくては..
自分で想定した以上のスピードで決まった渡米話のおかげでやること多すぎ...妻は入院するは,身辺整理のストレスで効率は落ちてるし...まあ身から出た錆びなので文句の言いようもないが...

ついつい時間に一層せっかちになって,子供にきつく当たってしまう.
わかっていても数ヶ月は,落ち着きなくバタバタしてるだろう...

blogを書く余裕も少ないので今日はここまで..

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ガイジンらしいリストラ

USでは,「great job!」「well done!」と上司に賛辞を並べられても,その1週間後にはレイオフされるとの話しがあるが,今までは日本はさすがに法律上そんなのはないだろうと思っていた.  今の会社で本社のお偉いさんの訪日が無事終わったと思ったら,日本でもdrasticなリストラがあり,業務上関わりのあったUS本社のスタッフも解雇された.
それでも,会社都合で解雇されると退職金が多く詰まれて去るようで,案外リストラされた人の表情も思ったほど暗くない.(自己都合で退職の自分には関係のない話しで,肩叩きに会わず嬉しいの半分・悲しいのが半分...)

会社員としてリストラを目の当たりにするのも自分にとっては良い経験だ.会社の先行きを予測するとこれも序章に過ぎないだろう...そう思って,自分の部下に「気付き」を促しているので,わかってくれてれば良いのだが...
本来,あまり会社を去る立場の人間が考える必要のない話だが,これから1ヶ月で懸案の最後の一仕事(?)をなんとかせねば...恐るべしガイジン上司.

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新しい挑戦への決意表明

ゴールデンウィーク明けに新たな挑戦に向けて転職しようと決心して怒涛の如く話しが進み,ほぼ次の就職先の内定をもらうまでになった.
現在の社員1400人(?)で年商1000億超(?)の会社の部長から,40人の年商0(?)のバイオベンチャーの部下なし次長という見事な(?)転職となりそうである.当然給与も下がって2/3ぐらいになりそうである.このバイオベンチャーの開発パイプラインを見ると,5年後には50-60%の確率で失敗して会社が潰れている可能性があるように思っている.それでも,挑戦しようと駆り立てるのは...アメリカへの出向という形でサンフランシスコへ家族と共に渡米して,米国でのR&Dの経験・ビジネスに関係した経験をできるからである.
自分勝手に自分のスキルを追求して,現在の会社・部下には迷惑をかけることになるが,自分なりの誠意を尽くして,最小限の迷惑にして退職したい.

現在の会社に対して,この業界に入って1年ほどの自分に対して,会社の秩序である年功序列の枠を越えて,社内最年少記録(私の最年少記録34歳の前は39歳)で部長に昇進させてくれるまでの待遇までしてもらっていながら,昇進後5ヶ月での退職はさすがに良心の呵責からの葛藤も内心存在する...いざ今週にでも正式内定の契約をする段になり,この葛藤から,週末は何も生産的なことができず,プチ鬱気分でひたすら寝ながら考えているだけであった...これぐらいのことで情けない...
恋人との別れのようなもので,最後の身辺整理はストレスがかかる...

 

こうやって公言してしまえばもう後には引けない.背水の陣?

Think positive, keep going! Be optimistic!! なんとかなるさ!!(?)

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Japanese eccentric regulation in pharmaceutical industry1

I am currently in charge of planning post-marketing clinical trials to support product positioning. But, here in Japan, its regulation is really eccentric comparing with other countries. Publicly, drugmakers can't fund any specific study which is related to their marketed products and is initiated by physicians, following anti-trust act.
But in real practice in Japan, all drugmakers fund specific study under the name of unrestricted grant. To be legal company, any drugmakers can't publicly admit this fact that they are supporting specific studies.

After my new boss joined us, he changed our policy, to clear the compliance problem above. Extensively and differently interpreting sentences in anti-trust related act, he says we can publicly support specific study except for funding and drug supply. And he tries to implement new process which needs US-HQ approval to support specific study. This process brings our company catastrophe.
In his policy, there are two points to consider. One is whether his interpretation is really compliant with law, another is its difficulty to implement that policy practically.
As to 2nd point, I will clarify next time.

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役立つ臨床力:ムンテラ

部下を持たせてもらって役に立っている臨床スキルがある.それは「ムンテラ」...
部下に関連して関連部署から苦情が来たりする.その際に,本人には直接言いにくい内容で,以前の上司は全く本人たちに伝えてないようである.
そこで使えるのはムンテラ力...臨床の場では,癌などの非常に厳しい話を本人が受け入れやすいように話し,そして最後には希望を持ってるようにクロージングする.
本人たちに伝えにくい話しも,同じ要領で本人たちに受け入れやすいように話して,最後には建設的に改善していこうという方向に持っていく.

改めて臨床医の経験はいろんなところで有用だと思う.

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このままではやはり後悔する

今現在まで,人生は本当に充実していて,いつも後悔なく歩ませてもらっている.現在の会社に入ったことも,入ってからやって来たことも後悔ない,そしてやったことも評価されて,恵まれすぎている.
ただ自分が今の仕事に慣れてしまって,立場も上がり人に気を遣うことも少なくなり,自分としては惰性モードになっている.探究心が減り,creativeな発想も乏しくなってきた.
恐らく,このまま1年いると後悔していると思う.
自分で自分の人生は充実させなければと改めて思う.新たな挑戦はストレスだけど,人生を楽しんでいるという充実感がある.

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部長になるときに約束したこと

ほぼ次の私の取るべき行動を自分の中で決めたが,今まで書いていないもう一つの大きな要素がある.会社の同僚にもこの記事を読んでいる人がいるため書かなかったが,すでに私の中で結論を出してしまった今は明らかにしても良いと考え,ここに書きたい.

現在,私の部下として働いてもらっている方々は58歳・48歳・47歳と他に2名である.臨床医の時には,年上の看護婦さんに気にせず指示していた.ただ,年功序列の日本の会社では,年下の上司というのはかなり抵抗がある.私を部長にpromotionしてくれた元上司は,私の性格や部下につく方との相性も考慮して問題ないだろうとこの人事を決定してくれた.
内示を受けてから約2週間,私なりにどうすることが担当する部署の最大限の力が引き出せるかを考えた.20年以上真面目に会社員をされている部下の立場になると,ただ自分勝手に人生を歩んで会社員になって1年足らずの私の下でやる気を保てるのかというのが問題になると考えた.なぜならば,本来なら年上の上司が退職して,そこを埋める形で昇進できる機会が,34歳という一回り以上若い上司の私ではその可能性が「0」になるからである.要は私が彼らの上にいる限り,彼らの昇進の機会を無くしてしまっているのである.しかも,傍から見れば,私は特に実務ができないのに,医師免許があって,少々英語を話すだけで部長になっているとしか見られない.自分より能力が低いと思うような上司の指示に従わなければならない.
又,私自身,結果を出して常に次の新しい挑戦をしたいということがあった.

そうして考え出した策が,2年で部長を辞めると彼らに公約することであった.彼らにとっては2年後に昇進する機会があり,そのためには私の元で結果を出さなくてはならない.私が辞めても,結果が出せてなければ他から新しくpositionを埋められるだけだからである.私にとっては,2年で結果を出して,次の挑戦が出来るし,私自身,2年という期間なら研修
医のように全力で働くことができるからである(そんな働き方は5年もできない).また,彼らに公言をすることで,ダラダラと惰性で今のpositionに居座ろうとする自分の怠慢を予防するという意味もあった.

そうして私は,結果が出せるように努力し,働いてもらっている部下には働きやすく,また,私が辞めた時には私の替わりに部長をやってもらえるようにガイジン達にアピールしてきた.

ふと気がつくと,ただ毎日の仕事を回すだけで,自分自身の成長が自覚できないという私にとっては非常に危機的な状況になっていた.新しいガイジン上司のimplementaionを考慮しない理想論に振り回され,私が部長になったことでcommunicationが円滑になりUS本社からやたらと関与してくるようになった.ガイジンにとっては,私がいることで指示がtop-downで降りやすくなったが,私・部下の感覚的には生産性のない作業が増えただけである.

現在,多くの同僚が,その新しいガイジン上司にあるprocessのimplementationは問題が多すぎると陳情しているが一切聞き入れてもらえない...結局,覚悟を決めてやり合えるのは転職が容易にできる(?)私しかいないと,人のために役に立って去るという大義名分(偽善)を見出しているのであった...

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今は我慢のしどころなのかなぁ・・・

いつものことだが次の挑戦がしたくて仕方がない...
自分なりに精一杯吸収したいと思い,新しい職場で常に研修医のつもりで働いた.そうして自分の3ヶ月前に比較するとスキルが伸びたと実感して,次の3ヶ月を頑張ろうと思えた.そうやって自分なりの最善をつくして働いていると,幸い周囲も評価してくれて食うに困らない給与を頂き,魅力的なpositionを提供してくれた.ただ,まだ若いうちは挑戦を続けようと思い職場を変わって来た.
どんな職場でも,慣れてくると少しダレテきて,成長の伸びが鈍化する.現在の職場で14ヶ月が過ぎて,自分で成長が実感できなくなってきた...

そして「次の挑戦をするかどうか」のpros & consを考えてみよう.

まずpros
1. 新しいスキルを身に付ける機会がある.

2. 自分がまだ若いうちに,子供もできるだけ小さいうちが,転職・挑戦のチャンスが大きい.
新しい領域への挑戦は,40歳を過ぎると急激に難しくなる.会社側が30歳台は少しは育てようと思って採用するが,40歳台は即戦力を期待するため.

3. もっと給与水準の良いところへ行ける可能性がある.
現時点では,給与水準より得られる経験を重視しているのであまり主たる理由にならない.
ただ現在の会社は,今回「課長→部長」の昇進でさえ結局+3.6%/月程度の昇給だった.採用されるかどうかは別にして,新しい領域の経験+現在より数百万/年以上の案件をagentが持って来る状況を見ると,現在の会社で長く勤める合理性は?.

3. 現在の会社入社の際に2-3年で良いから来てくれと言われた
こう言ってくれた上司はもう替わってしまったし,入社時のlip serviceの可能性が高い?

そしてcons
4. 転職により一時的に経済的不安定になる

5. あまり短期間で職を変わること自体は経歴にマイナスだろう
ただ,このマイナスを,得られるスキルが上回れば,問題なし.

6. 現在は借り上げ社宅で,また引越ししなければならない.(ほとんど妻任せになっているが..)

7. ライン部長(部下を持つ)という経験は貴重.
能力があれば将来いくらでもチャンスは来るだろう.40歳になっても,ライン管理職になる機会はあっても,新しい領域に転職する機会はない.→あまり強いconsにならない?

8. 現在の職場に迷惑をかける
現時点で,自分のできる会社への貢献はできる限りのことをやり,私が抜けて替わりをやってもらえるように部下の育成もやっている.
又,社内で最年少部長という待遇までしてもらっているのが心苦しいところだが,これは肩書きだけで給与はそれに見合って増えてない.単に責任・ストレスが増えたのみでもある.

9. 現在の職場だけのスキルだけでは,自分の馬鹿夢は達成できない.

こう整理して,最後の踏ん切りが出来ない一番の障壁は,私自身の漠然とした不安(合理性を欠いた恐れ)・惰性・怠慢である.
私の信条は,「自分の人生の責任は自分で持ち(自己責任),他人(会社・国)に持ってもらうつもりはない」...合理的に考えていくと,必然的に取るべき行動が見えてくる...

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サラリーマンになったと感じる瞬間

ふと,臨床を離れて,サラリーマンになってしまったんだと実感する瞬間がある...

(1) 仕事で土日が潰れてしまい,ムッとしてしまうとき
無意識のうちに,週休2日を当然の権利と考えてしまっている.
病棟を持って臨床をしていた時には,休みでも必ず1回は病院に顔を出して,重症の急患・主治医をしている患者の急変・緊急手術でいつ呼び出されるか解らないために,遠出もできず...週に丸一日完全フリーをもらえるだけでもありがたかった...

(2) 夜中に仕事のメールを開く時に,気が重いとき
現在の仕事はUS本社のやり取りで夜間にメールが来るため,夜中にも会社のメールをcheckしている(朝に会議がなければ,子供を幼稚園に送っていくのに少し遅めに出社するため).多くは急ぐ内容ではないのだが,たまに急ぎで(とはいっても数日単位)対応しないといけないメールが来る.なんか余計な仕事が発生するメールが来てるんじゃないかと,夜にメールを開くのに嫌気がさすことがある.
臨床をしていた時には,夜中だろうが関係なく起こされるし,その上,寒い冬の夜中でも病院まで出て行くことも多々あった.その上,分単位で時間を急いで病院に向かう. 現在の仕事は,夜中に会社に行く必要があるわけでなく,分単位で何か判断・決定しないといけないわけではない....っと非常に甘えた考えに陥っている自分に気付く...

(3) 日曜日の夜に少し気が重く感じるとき (いわゆるサザエさん症候群?)
現在は土日はゆっくりできるために,月曜日の前,つまり日曜の夜に少し気が重いことがある.
臨床のときは,土日もダラダラ仕事をしてたりして,土日であるという意識が低く,月曜日が特に他と変わった曜日とは感じなかった.

いつも頼れるのは自分だけと意識(全く頼りにならない看護婦さんと,当直しないといけないことがある)して,分単位で全て自己責任で患者さんの命に関わる判断・決定していく医療現場というのは,かなり特殊だ...こんな世界で働く医師たちの献身の精神で医療現場は維持されていることに皆気付かなければ,このまま崩壊してなくなってしまう.

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人は増えたけど

怪しい(?)部長生活も1ヶ月を超えて,大(?)交渉してなんとか人を増やしてもらった...っというのもつかの間,今度はUS本社が大リストラ案を出してきた.
配属してもらった部下を活用してなければ即取り上げられる...早く有効活用しなくては...それと人員削減を迫られたときに備えての対策も...

(1) 課長入社,(2) 合併,(3) 部長昇進,(4) 大リストラ...とサラリーマン生活一年にして,いろいろ経験できてラッキー...っとか言って,リストラ話を聞いて少し喜んでいる私はやっぱり少し浮いてしまっている. でも,若いうちに修羅場を経験してないとスキルが伸ばせないからね.

臨床を離れて,医師としてのスキルで失ったものは大きいが,サラリーマンとして得ているスキルはそれを上回っている(?)...っということでストレスを感じながらも,この人生後悔なし!!,むしろ,あれもこれももっとしておけば良かったという後悔が少しある.

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合理的にリスクを取る

先週に続き,ガイジン達の考え方シリーズ

よく見るやり取りに,ガイジン「どうしてそうしているんだ?」,日本人の答えが「昔からこうしているから..」.このやり取りに考え方の違いが濃縮されていると思う.「昔からこうしているから..」というのは,業界の慣例・取り決めなどで調和を重んじる日本では破ることなく従っていることを指す.ガイジンは,それを守る合理的意義(利益)を見出せないと,従おうと思わない.

今の働いている業界は,自主規制の塊である.特に法律で決められていない,penaltyも存在しないような規則・慣例に従う意義はガイジンには理解できない.日本人は,慣例・規則を破るリスク(実質的には実害を生じない)を回避し,ガイジンはそのリスクを犯して得る利益を追求する.常にリスク・ベネフィット(利益)バランスを意識して,合理的にリスクを取ろうとする.

こんな文化の狭間で自分の仕事は,質の悪い(決してうまくない)医学専門英語通訳のような気がすることがある.

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promotionを受けたものの

現在の会社でpromotionをもらって現在,担当業務の状態をcheck中.
これから予定・予測される業務量に対して,絶対的にhuman resourceが足りない...前任者の計画は明らかにoverpromise.でも,どちらにしろ責任は私が負わないといけない...
とりあえずは,ガイジンに実情を報告して,ダメ元で最低限必要な人員を要求する予定.

ガイジンさんの管理する会社で,やってはならないことは,初めから無理な計画を一つ返事で引き受けないこと.「少ないリソースを工夫して,深夜業務をして,努力したけど結果を出せなかった」はやってはいけない(日本式では努力が認められて同情で許してもらえる).「それなら最初からリソースを増やす交渉をして結果を出すようにしろ」と言われるのがガイジンの心理.行間を読んで対応してもらうのは期待してはいけない.

やれやれどうなることやら...

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